今回もシリコンバッグ摘出と同時にコンデンスリッチ豊胸をしたゲスト様です。
45歳の方です。10年前にヒアルロン酸豊胸し、さらに8年前にシリコンバッグ豊胸をされていました。
バッグの拘縮が出ていることと、バッグが上方に移動しています。
写真でお分かりになると思いますが、バッグが上方に移動したことで乳頭-乳房下縁の距離が短くなり、乳頭が下を向きバッグの形が出てしまっています。こうなったら摘出が必要になります。
バッグは大胸筋下に挿入されており、脇から摘出しました。
この方のようにバッグが上方に移動している場合、乳房下縁がハッキリしていないため、乳房下縁から摘出を行うと切開した傷が乳房下縁とずれてしまい傷が目立ってしまうことがあります。したがって、脇からの摘出が良いと思います。しかし被膜拘縮が強い場合は脇からの摘出は出血等リスクがあり乳房下縁からの摘出が安全な場合があります。
脂肪は太ももの内側・外側から採取しました。下の写真が採取前のデザインです。青い部位は採取しません。なぜなら凹みやすいからです。赤い部位を中心に採取します。採取するための刺入部は臀部の下の皺に合わせて6ミリほど切開します。
吸引後コンデンスリッチファットを作成し注入しました。本ゲストに関しては大胸筋下に被膜があるためコンデンスリッチファットが注入できません。皮下と乳腺下と大胸筋内に脂肪を注入していきました。
また乳頭縮小術も行っています。
施術後2か月半後の写真です。
正面からの比較です。
いかがでしょう。ごく自然になっています。
乳房下縁が綺麗に復元され乳頭の位置がバランスの良い部位になっています。
また乳頭の長さも少し短くし乳輪と乳頭のバランスも良くなりました。
この方の様にシリコンバッグのトラブルで悩んでいる方は多いと思います。
綺麗なバストに戻すことが可能ですので、
悩んでいる方は、まずはご相談ください。
シリコンバッグ豊胸のトラブル治療、乳頭縮小については
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