今回は、大手美容外科クリニックでアクアフィリングを注入し醜形をきたしご相談にいらしたゲストです。
来院時の状態です。
「青い線」で囲まれた部位が醜形をきたしているのが分かります。
やや赤みを帯びているのが分かると思います。
超音波検査では、皮下直下に多量のアクアフィリングの貯留が認められ、
軽度炎症をきたしており可及的に早期に除去することが必要でした。
除去は脇の注入部の創部より管を入れて圧排・圧出しました。
通常、アクアフィリングは透明ですが、
上の写真の通り、黄色くなっていました。
アクアフィリングが軽度感染して膿と一緒に流出してきたためです。
その後 多量の生理食塩水で洗浄しました。
途中、軽度の出血を認めたためドレーンを留置しました。
下方に見える赤と青の管がドレーンです。
3日後ドレーンは抜去しました。
2週間後の状態です。
スッキリしました。
しかし炎症時の色素沈着が残っています。
今回の場合、アクアフィリングの注入部位が皮膚の下の非常に浅い層でした。
同部位のボリュームを出すなら間違いなくコンデンスリッチ豊胸が良いです。
アクアフィリングを注入して、除去を迷われている方。
是非一度ご相談にいらしてください。