身長153cm 43.6kg BMI 18.6
2008年に大胸筋下に180㏄のシリコンバッグを挿入。
挿入直後より違和感があったが放置。
施術前の状態です。
右乳房は上方移動し硬縮が強く。超音波検査で被膜内で破損しているのが判明。
左乳房も硬縮が強く。同じく超音波検査で破損しているのが分かっています。
脂肪採取部位は太腿(内外)腰です。
充分量の脂肪が採取出来ました。コンデンスリッチ脂肪を作成。
術中バッグ摘出時の状態です。
バッグが長い間挿入されていたため バッグの皮膚との厚さは薄くなり バッグが周囲の組織を押しのけているためお皿上になりました。
バッグを抜くだけですとこの状態のままです。
この状態から脂肪を注入します。
①皮下②乳腺下③筋内④被膜上
に細かく細かく注入していきます。
尚、被膜内に脂肪が迷入するとシコリになってしまうので 被膜内を破らないように慎重に注入します。
テクニックが必要になります。
摘出と同時注入の良い点として、被膜内が洗えるので 万が一脂肪が被膜内に入ったとしても 洗浄し洗えばよいのです。
注入後の状態です。
両胸に190㏄ずつ注入しました。
ボリュームが出ているのがお分かりかと思います。
当院ではバッグ摘出+脂肪注入を同時に行います。
経過はまた報告します。
同時に手術す利点としては①バストが凹んでいない②被膜内を洗える③一回で終わる
利点が多いです。しかし注入にはテクニックが必要です。
長年放置しているバッグでお悩みの方、ぜひご相談下さい。
「胸を張って温泉に行けるようになった」というゲスト様が沢山いらっしゃいます。