今回は50歳代のゲストです。
シリコンバッグ除去と同時にコンデンスリッチ豊胸を行いました。
まずは術前です。
デコルテから乳頭へのラインですが、バッグ特有のわざとらしい立ち上がりがあります。
また右乳房内側に被膜拘縮による引き攣れがあります。
バッグは乳腺下の層に存在しておりました。
180ccのバッグでした。
コンデンスリッチ脂肪は525ml作成でき、200ccずつ注入しました。
その後、2か月後に左右差があったため凍結保存しておいたコンデンスリッチ脂肪を右乳房に115cc注入しております。
半年後です。
右乳房内側の引き攣れは少し改善しました。またしっかりとバストが形成されました。
手術前に見られていたデコルテ~乳頭にかけての(バッグ特有の)立ち上がりはなくなり自然なラインとなっています。
皆さん、乳がんの検診の大切さは理解されていると思います。
しかし、乳房バッグが入っている事で「乳がん検診」に行くことができていない方は多いと思います。
このようにご自身の脂肪に入れ替えれば、胸を張って乳がん検診に行くことができます。
悩んでいる方は、まずはご相談ください。