こんにちは、THE CLINIC 医局長 加藤です。
当院では、乳房インプラントを抜き 同時に脂肪豊胸を行っています。
そこで、一回でインプラントを抜く前と同じか もしくはより大きいバストの状態をご希望される方がいらっしゃいます。
平均的に200㏄~240㏄のバッグが入っています。
また脂肪は片胸にMAX200㏄~250㏄入れることができます。
それ以上入れると「シコリ」の形成のリスク高まるからです。
200㏄~250㏄の脂肪が生着6割としたら120㏄~150㏄の脂肪が生着します。
当然インプラントの大きさより、「すくなく」なります。
また「バッグと皮膚の間」や「バッグと肋骨の間」の組織を圧迫しているためMAX量を入れられないことがあります。
そのためバッグを抜くだけですと、バストが平坦もしくは凹む方もいらっしゃいます。
お分かりだと思いますが、大きくするには施術回数が大切になります。
回数を重ねることで少しずつ大きくなっていきます。
例えばこのゲスト様ですが、240㏄のインプラントが入っています。
右側を抜いた時の状態です。
両側ぬいたときの状態です。
左側はやや凹んでおり 右側は平坦になっています。
左は肋骨胸郭が盛り上がっているため、バッグを抜いた状態では全体的に左側が大きいです。
脂肪は、右250㏄ 左190㏄ 注入しました。
3か月後です。
左右差は目立たなくなりました。
形状は自然になりました。
またバッグがなくなったことで乳がん検診のマンモグラフィーを受診することができます。