今回は49歳 162cm 49kg (BMI:18.6)のゲストです。
15年前に大手美容外科にてシリコンバッグ豊胸(乳腺下)をされています。
左側バッグ部位の違和感があり バッグの摘出と同時にコンデンスリッチ(CRF)豊胸ご希望でご来院されました。
外観上の違和感はありませんが 診察(触診・エコー)上、 左乳房バックは破損しており 右側はリップリング、そして軽度硬縮を認めました。
バックは(挿入時の)腋窩の傷より摘出しました。
摘出したバックです。205ccのバッグでした。左はエコー検査の所見通り破損を認めます。
バッグを取り出すと(横にはなっていますが)このようにバッグが存在していた部位は凹んだ状態になってしまいます。
やはりこのような状態はあまり良いものではありません。
元々何もない場所にスペースを作りバックを入れるので周囲の組織を圧迫します。
その結果このようになってしまうのです。
左右の大きさを見ながらCRFは右200ml、左170ml注入しました。
脂肪注入後1か月です。
少し全体的なボリュームは低下しましたがゲストは「自然な形状と触感」に大満足でした。
バッグは破損や硬縮による変形をきたします。もしバッグの硬縮等認めましたらご相談下さい。