今回は15年前にシリコンバッグを挿入したゲスト様です。
生理前に痛くなるのと、バッグが入っていること自体にストレスを感じて、バッグを除去希望にて来院されました。
御来院時の状態です。
バッグの形がクッキリと浮き出ています。
触診でも大変硬さがあり、超音波ではリップリングを認めました。
バッグは乳腺下に挿入されていました。バッグの大きさは左右ともに225㏄です。
さて次は脂肪採取です。
脂肪採取部位は太もも(内側・外側)腰でした。
脂肪採取量は1153㏄、コンデンスリッチ脂肪(以下CRF)は780㏄作成できました。
バッグが長期にわたり挿入されていたので組織は圧迫されていて菲薄化していました。
そのためバッグ挿入同時のCRF注入量は右:200㏄ 左:170㏄でした。
その後3か月後凍結保存しておいたCRFを左右ともに100㏄づつ追加注入しています。
半年後の状態です。
いかがでしょうか?
とても自然な形状になりました。
ゲスト様も大満足です。
シリコンバッグの悪性リンパ腫発生が報告されました。
そのため今後、バッグ除去希望の方が増えてくると予想されます。
バッグ取り出し同時に脂肪豊胸の症例数は間違いなくTHE CLINICが症例数が多く、どのドクターも経験値が高いです。
バッグ取り出し同時脂肪豊胸を考えている方は当院にご相談してください。
こちらのコラムでは、今回ご紹介したシリコンバックによるトラブル以外の豊胸時の失敗についてもご紹介しています。
これから豊胸手術をご検討中の方も、失敗修正でお悩みの方もぜひご覧ください。